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フィンテック領域におけるITスペシャリスト人材 サーチ強化のお知らせ

フィンテック。「金融(finance)」と「技術(Technology)」を組み合わせた米国発の造語を新聞紙面で目にする機会が最近増えてきました。

日本ではこれまで厳しい規制があったため、この分野に関しては周回遅れの感が否めませんでした。しかし、フィンテック環境整備に向け、金融庁が先ごろ、17年ぶりにようやく規制緩和を発表。これまで銀行が持ち株会社の傘下に収めることができる子会社は金融業務のみでしたが、金融とITの垣根を越えた新たな兆しが相次ぎ、例えばメガバンクや一部地方銀行では新たな期待感とともにさまざまな試みがスタートしています。

去る6月に三菱東京UFJ銀行はフィンテックに特化したコンテストを開催しました。ふくおかフィナンシャルグループも情報通信技術を活用したビジネスコンテストを通じてアイディアを募集しています。三井住友銀行はGMOインターネット社と、みずほ銀行はマネーフォワード社と業務提携。更に富士通やNTTデータなど、IT大手各社もフィンテック支援に本格的な参入を開始しました。

母体となる金融機関本体ではICT(先端技術)を活用したビジネスアイデアを発掘し、実現できる能力を有した人材の採用が既に始まっており、弊社にもフィンテックをキーワードにした求人のご相談が急増しております。例えば、ITベンチャーに在籍し、ICTを活用したサービス開発をしているエンジニアや、機械学習の知識をベースとしたアルゴリズム構築力のあるメーカーやコンサルティングファームにご在籍の方が金融機関の新規事業企画の部門にて積極的に求められています。今後、フィンテック開発が、業界を超えた人材の流動化に大きな影響をもたらすことは不可避と言えましょう。

ところで業界をまたぐ転職でしばしば障害となるのが業界特有の慣習やカルチャーの相違です。優秀なエンジニアにとって、社会的インフラであり社会的信用力の高い金融機関というステージを利用し、自らの技術と独自のアイディアをアウトプットできることは大いに魅力的で、転身を希望される候補者は少なくありません。ところが残念なことに、能力面は十分であるにもかかわらず、ミスマッチとなることがしばしば起こります。双方の文化の違いについて、歩み寄ることが出来ないのです。

KANAEアソシエイツは金融とIT、両方の業界に精通してまいりました。私どもはこれまでの経験を活かし、ミスマッチによる機会の損失を回避したご提案で、金融業界のフィンテック開発に人材面から貢献してまいります。
具体的な採用ニーズの有無に関わらず、フィンテックに関する最新の人材マーケット情報をご提供させて頂きます。まずは、お気軽にお問い合わせください。

担当コンサルタント 土井徹
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