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年末こそ、新しい潮流を見定めるべき時期。

毎年、街の彩りがクリスマスイルミネーションに染まりゆく、この季節。

世の中の華やぎとは対照的に転職市場の動向はクールです。とりわけ金融業界の経営層の採用動向において、この時期は我々エージェントが極めて「冷静に流れを読む」能力が試されるシーズンとも言えます。

なぜなら、外資系の採用がこの1ヶ月以内に動きを止める一方で、国内の事業会社では毎年11~12月の間に来期の事業戦略に基づく人材獲得のラストスパート採用を行う機会が増えるためです。換言すれば、外資系企業から国内企業への転職をお考えの方にとって有利に働く時期だとも言えるでしょう。 まず新規戦略強化のため即戦力を求める、コンフィデンシャルなリプレイスメント案件が水面下で動き出します。また景気回復基調の追い風によって業績を達成させ、よりチャレンジングで野心的な経済戦略に向けて舵を切り始めている企業も目立ちます。近年、中国・韓国へ集中していた投資先動向もさらなる成長戦略の必要性からミャンマー、バングラデシュ、インドネシア、ベトナムなど東南アジア諸国へと多様化していく局面を迎えています。

特に現在、アベノミクスの効果によるM&Aを視野に入れた新たな成長戦略への機運が高まる中、経営幹部求人の獲得競争は一層激しくなって参りました。これまで緩やかに進められてきた新旧交代劇や経営環境のダイバーシティが本格化し、ドラスティックな意思決定の場面に遭遇することが多くなってきました。

いまはまさに、これまでの日本がかつて経験したことのない転換期を迎えていると言っても過言ではありません。このようなパラダイムシフトの時こそ、中長期的なビジョンを持ち、「潮流を読む」ことの必要性を実感しています。私どもにとりましても、皆様におかれましても、この時流に乗り遅れることのないよう、目が離せない年末年始になりそうです。

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代表取締役
阪部 哲也

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