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総合商社への転職。
今年も学生の就職先として高い人気を集めている総合商社。ここ数年、中途採用にも積極的に乗り出していることをご存知でしょうか。金融業界やコンサルティング業界をはじめ、様々なキャリアをお持ちの方が採用されています。
総合商社各社の連結決算が軒並み最高益を更新した、というニュースは記憶に新しいと思います。石炭や鉄鉱石などの資源価格の上昇に加え、特筆すべきは非資源分野の増益が大きく業績に寄与していることです。海外での自動車販売事業、発電事業をはじめ養殖事業、ヘルスケア事業など多岐にわたる「非資源」の分野における事業拡大が利益を増加させています。
こうした背景から、
(1) 事業領域に関する高い専門性を持った人材(海外セールス、マーケティング)、
(2) M&Aやファイナンスに詳しい金融スペシャリスト、
(3) 投資後のバリューアップを任せられる戦略ファーム出身者
という3つの側面から積極的にキャリア採用が行われています。
こうした中、弊社におきましても総合商社へのご紹介、転職成功事例が、顕著に増えております。
金融転職エージェントである当社にとって興味深いのは、総合商社が従来のトレーディングカンパニーから、近年では投資会社化している点を魅力的だと感じていらっしゃる金融出身者が増えてきていることです。これまでのM&Aや事業投資の専門家としてのご経験に加え、買収後の企業価値を高め、業績拡大を牽引する営業部隊と連携して事業を動かすことに魅力を感じていらっしゃるようです。「事業全体を俯瞰できる環境下で、経営人材としてのキャリアを磨きたい。」そう仰る候補者様もおられました。強いリーダーシップが要求される総合商社という環境は、金融人材の新たな挑戦のステージとして魅力的に映っているようです。
これまでに弊社KANAEアソシエイツからも複数名の総合商社への決定実績がございますが、その配属先はM&A、PMI、ビックデータ戦略部門、化学品事業部門、自動車事業部門など実にさまざまです。
引き続き、商社各社は採用を強化していく方針を打ち出しておられます。総合商社という新たな環境で活躍したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
担当コンサルタント 芳山和也