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8月の転職活動を制する者は、来期を制す

「8月に転職活動? お盆休みを控えた8月はどこの企業もバケーションムードで面接日程などが組まれにくく、採用活動も間延びする時期なのでは」
とお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし意外な盲点なのですが、 日ごろ重要な責務を担う方にとって、実は8月は1年のうちで最も「転職活動」をしやすい時期だとも言えるのです。

特に外資系企業から国内企業への転職をお考えの方にとって有利に働く時期かもしれません。
なぜなら、外資系において事業戦略の通年プログラムが1月~12月を基本とするのに対し日系企業の多くはプロジェクト期間を9月~3月で設定するため、9月の新規戦略に向け即戦力を求める、コンフィデンシャルなリプレイスメント案件が活気づく時期だからです。また日系・外資系問わず、この時期は夏休み休暇をとる人が多いオフィス内で比較的、気兼ねをせずに離席しやすいメリットもあるでしょう。
 アベノミクスの影響については賛否両論ありますが、金融市場マーケットにおいては、いまだその期待感を享受している動きがみられます。
 M&Aや投資顧問案件が縮小する国内マーケットにおいて特に顕著なのは「富裕層市場」を対象にした投信ビジネス。商業銀行におけるコーポレートファイナンス、プロジェクトファイナンス、法人営業へのニーズをはじめ、証券会社におけるセカンダリーのエクイティセールスの求人ニーズが増えていることが特徴と言えましょう。この背景には話題のNISAをはじめ5年ぶりに変額年金資金を強化する各保険会社のエクイティビジネスの活況が挙げられます。 加えて目下、最大の注目はTPPの部分合意が保険業界にどう影響を与えるのか。さらにサブプライム以降も、他の外資系金融機関や日系銀行と異なり、比較的堅調に通年中途採用をしていた系統金融機関ですが、今年に入り、更に採用ニーズが拡大してきているのが特徴です。
 一方、海外マーケットにおいて特筆すべきは日系金融機関の現地採用の強化、 外資系金融機関のジャパンデスク採用強化。「グローバル化、国際化」が言われて久しいですが、真の実力が試される新天地で新しいステージを求め、選択をなさる方の定着ぶりは目覚ましいものがあります。

 
来期に向け、新たな挑戦へのスタートは、すでに始まっているのです。

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代表取締役
阪部 哲也

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